企業様へ向けた撮影指導会を行いました。

執筆者 2018年06月14日

今回の内容は、8名いらっしゃったので、2人:3人:3人のグループに分けて
“通信販売サイトへ使える写真を5枚撮ろう!”でした。

時間制限は60分。
・商品選び
・撮影場所選び
・どんな方へ向けた商品なのかを設定
・5枚の写真の割り振り
・誰がカメラマンなのか、など役割分担

全部時間内に行わなければなりません。
メンバーは、3箇所のスタッフさんです。
いつものメンバーにならないように、
大人がグーチョキパーで〜分かれましょう!
と、グループ分けをします。

ちなみに、余談ですが。
私も、【チーム一人。】として、同じ内容で撮影しました。

どう宣伝するか、宣伝したいことどのように撮影したら伝わる写真になるのか?

それはすごく重要です。
自分たちの製品だからこそ知ってるポイントもあるはずです。
でも、見慣れたり、普通だと思っているようなことも、
魅力の一つかもしれない。

今回のこのグループワークは、すごく面白く、いろんな発見がありました。
いつも自分がしない役割をしなければならなかったり、いつものメンバーじゃないだけで。そして、いつも使ってるカメラじゃない環境で。

”いつもと違う”がいっぱいの内容の中、決めた1つの商品を売るための試行錯誤が始まります。
1カット目で50分使ったチームもありました。

最初のコンセプトから外れていったグループもありました。

でも、いつもと違うことでの発見はすごく大きかったように感じます。
いつも誰かに頼っていた何かを自分なりに発見できた、撮影指導会になりました。

後半は、個人でインスタ映えという名の”商品のいいところを見つけてそれを活かす”撮影会。

チームプレーだとみんなで力を合わせられますが、
一人一人の力があってこそのチームプレー、補うことばかりじゃいけません!
個人の努力も必要です。

ものを見る目を養って行きます。

これまで、“撮影選手権”というタイトルで、
スマホを片手に、その撮る商品を20分ぐらいで1カット、どこから撮ったらかっこいいかを目で見て探す練習を行ってきました。そして、スマホを机に並べ、投票していき、3位までを決めます。いい事、改善点など感想を言い合い、思ったことを口に出せる練習もしてもらっています。

それの、拡大バージョンです。何をどう見るかという、ものを見る感覚は、すごく大事で、気づかない人はずっと気づきません。私みたいに。
ぼーっとしてても何も得るものはないのです。写真を初めて観察力が格段に上がりました。

今回は、4時間でこのような内容をさせていただきました。
皆さんの成長を感じるとともに、弱いポイントが浮き彫りになりました。
でも、何度かするだけでも成長をかなり感じます。
みんながカメラマン。そうなっていただけるように頑張ります。

最後に。

私が、撮影指導会で大切にしていることは、写真を撮ることを楽しんでほしい。

そして、成長してほしいと思っています。

それを基本に、写真の魅力の一つ、その場で感性をすぐにシェアできることです。デジタルの現代ならではですね。ここから見るこの商品いいよね?と、すぐにシェアできます。自分では気づかないその商品のいいところを誰かと話すことで視覚的に気づけるようにしています。便利な世の中ですね。